お帰り、寅さん







年上の友だちに誘われて。試写会に行ってきました。おかえり寅さん。

もちろん劇場内は「何の集まり?!」と思うほどほぼ高齢者。50年の歴史ある映画だから若い人がみてもピンとこないだろうと思うけど、私の年代でぎりぎりマドンナ役50人なんとか分かる、という具合だ。しかし、、まとめ映画らしくじわっとよかった。ああいう人情映画子どものころはちっとも理解できなかったけど、なんだか落ち着く年齢になってきた。子どもころ、よそのおっさんに怒られる、親戚の叔父さんに説教される、となり近所や身内に筋道たてるといういちいち面倒くさいことが満載だった昭和。それがまた新鮮であり、
今の時代コミ力不足にはそういったことが経験不足なんじゃないか?
と思うほどだ。めんどうくさい昭和をすごした子ども時代、自然と毎日が人生修行をすごしてきたのかもしれない。買い物も今はポチと押せば買えるけど昔のお使いは結構面倒だったな~紙に書いて、お店屋さんにいって「これください」ってお店のおばちゃんに言って、預かったお金を落とさないようにおそるおそる会計して(笑)急いで帰る。今は、そんな事無いんだろうな。
そして歴代マドンナの若い時の吉永小百合、ほんとにかわいかった。会場からためいきが聞こえるほど。
大原麗子が出たときは「麗子ちゃん。。。」ところどころで名残惜しむ声が。昔の映像だから修正も入ってない思うので女優さんってほんとにキレイなんだな~とうっとり。寅さん、帰ってきてよかった。