ぶどう

毎年、ぶどうをいただく。ご主人が趣味で作っているというぶどう。趣味でこんなりっぱなぶどうができるなんて。。ピオーネも作るそうで、それも趣味。趣味といえど手をかけお世話して大変みたいだけどやめられないそうだ。そして、毎年本当においしい。昔、昔、20年かそれ以上昔か、わたしが住む町にぶどう農家さんがいて夏の終わりごろは開放しぶどう食べ放題が開催されていた。さらに、格安で販売してくれるので姉と小さい甥っ子二人を連れて毎年行った。甥っ子たちはまだ園児か小学生だったのでそんなに食べれないし、飽きて帰りたいというし、眠いとかいいだし、わたしと姉は急いでぶどうを食べて、買うものを買って、両手にブドウと甥っ子抱えて毎年てんやわんやだった夏の思い出がある。それは、ピオーネだけだったと思う、今でもピオーネを見るとそんな記憶がよみがえる。フルーツ農園に行くとか食べ放題に行くなどは、子供たちが小さいときか、ずんやり大人になって女同志やいのやいの言いながら行くくらいでないだろうか。年頃の子供になると部活に勉強に忙しい。わたしくらいの年齢になると、そんなに食べれない・・・となる。「食べ放題」それは若き者の特権である。

しかし、遠出のお出かけもずいぶんしてない。遠くまでいってあれやこれやと食べたり、飲んだりしてないから、最近、すっかり胃が小さく弱ってしまい昼にたくさん食べると夜、ごはんが食べれないし、朝しっかり食べる派なので昼はお腹すかない。お出かけの暴飲暴食は胃を強化できていいもんだな、としみじみ思う日々である。