非常事態のぼやき

久しぶりのぼやきです。

緊急事態や危機に陥ると色々なことが起きます。一番わかりやすく怖いのは人です。とくに自営業をしていると人の本音に体当たりすることがあるので相談、悩みは同じ自営業者にしか話せないことがあります。今のコロナ事態においても個人事業主や家族経営飲食店など資金繰りや従業員の給料、維持費などで毎日ためいきが出ない日は無いほどです。お勤めで安定給料をいただいている方には理解できない思いつかない悩みがあり、事業主には持続しつづける忍耐と責任があります。友だちの会社でも自分の固定資産を売却して従業員給料にあてたり雇用調整助成金申請をしたりしています。そういった悩みはお勤めの会社員の方に相談して何が理解できるのでしょうか?私とて普段から「いつものんきに働いてお金もらってええな」「うまいことやってんな」など同級生や昔の同僚など面とむかって言われることは多々あります。自営業=遊びの仕事と誤解されることも多く、「好きなときに休んだらえんやろ」「そんな真剣に働いてるわけじゃないでしょ?」と言う方もいます。もちろん自分の好きなことを仕事にしたのどんなにしんどくても楽しいです。多忙さえも楽しめます。でもそれは、新しいもの生み出す苦悩があっての達成感の喜び。海鮮のお店をしている友だちは日々息子が海へ漁に出る心配が尽きることはありません。知人の友人の会社はコロナの影響もあり最近倒産しました。バス会社に勤めているご主人を持つ友だちは、いつ無職になるのか分からない瀬戸際です。

自営業を含めそんな方も多いなか

「給付金が入ったらケチケチせずに、ぱー!と使い切ったらええ!少しでも運営資金にする?ケチくさいな~度胸がないで」という知人のご主人。

自営業には協力金がでるんだったら、いい儲けやな。しばらく働かなくていいやん。うまい話やわ。何か買うん?

という知人。協力金や給付金はおこぼれこづかいではなく、資金繰りです。切に必要をしているのです。学のある方は「給付金ごときも焼け石の水」と理解ある方もいますが、一般の方は給付金=儲け話という低俗あさはかな方も多いのが事実です。私のような小さい小さい個人事業主でも今年度持ちこたえられなかったら長期休業を考えています。それが現実なのです。

最近、あまりにも自営業に対するあさはかな発言を聞くことが多くてぼやきました。人によって生活環境が違うので意見もさまざまだけど、軽はずみな適当な意見は本当に控えてほしい。

だけど、

暗い事ばかり考えていたのでは流れを作っていく自営業としては未来を作れません。人より一歩先のことを考えて行動しないと仕事も展開しない。そんな時にお花作家さんから「来年の母の日ギフト、いい案見つけたから一緒にやろ~」と見本写真を送ってくれました。2m離れて野外でお茶する?と誘われたり。社長している知人からは会うたびに「頑張ってるか~ 人が集まらんから頑張れんか・・いやでもがんばろな~・・・がんばれるかな~(笑)わが社はどうやって頑張るや・・お前は頑張れよ」(笑)会話になっていない(笑)私も仕事がいつまでできるか分からないけど、秋のお菓子教室の内容や今年のクリスマスケーキ教室はどうするか未来を考えてます。日々一日、非難や妬み、ケンカすることなく ちゃんと生きましょう。

長文のぼやきでした。