夏休みこども教室

高松のハルクラブさんで夏休みこども教室でした。夏のトライフル。トライフルとはイギリスのスイーツで容器にスポンジ生地、フルーツ、クリームをつめたもの。イタリアのズッパイングレーゼも似たようなスイーツがあります。残り物のありあわせという意味もあるので、家にあるカステラ、フルーツ、クリームで簡単に作れるスイーツ。カスタードで作るのがおいしいけど生クリームで代用です。

さて、コロナの関係もありこどもたちには生クリームを泡立てるだけの作業をしてもらいました。あとは私が事前準備をして簡単に、時短でできるように。

生クリームを泡立てるにも群がり、近寄り密になるけど、子供たちに離れて!ていうのはもはや無理(笑)
なんやかんやでできあがり。彩よくスイカ。
見本はこっそり緑をのせておいしそうに。写真をとっていると「これ、一番おいしそう!!」と。やはり、子供たちにも映えはわかるらしい。
これが食べたーいと群がるので笑顔とともにパチリ。暑さとコロナ渦のなかでもにぎやかな子供たちの声と笑顔はどんなときでも癒されます。児童関係のお仕事をしてる人は大変だけどこの笑顔があるからがんばりきれるんだなと実感します。マスク無しでまた会える日を楽しみに。。

さて、今回お世話になった先生の一人がイワクラ先生のお菓子教室に通っていた方で、「私もです!!」と意気投合。懐かしいイワクラ先生の話でにぎわいました。ほんとにお人柄がよく、先生の悪口をいう人なぞ聞いたことない。男気があってさっぱりして、面倒見がよく、物事はっきり言う、見た目はアトムにでてくる博士そっくりでかわいいとこもあって、余談が多い(笑)私は短期や一日教室でしか通ってないけど、お教室に通っていた生徒さんたちは毎年フランスお菓子旅行に行っていました。行きたいところがあればワシが案内するから言いなさいと。今から30年前ほどのフランス旅行といれば大ごとだ。当時の私は20歳そこそこでお給料もまだ少なく、パワハラ時代だったので有給をとって仕事を休むなど非国民扱いの頃だった。休まないのが美徳。しかし、ハルクラブの先生は何度か先生と一緒にフランスツアーに行ったそうだ。うらやましい。。。また、ウエディングケーキを作った際は当日、先生がカットしてくれたそうで今でも大切な思い出だと聞きほんとに、みんな大好きな先生だったんだなと実感。若いときに習い事や仕事を学んで恩師、また師匠と呼べる人を持つことは人生の指針になります。私のスポンジ生地の作り方もイワクラ先生が基盤です。いろいろ習ったけど、一番性に合っている。イワクラのティールームコーナーでモーニングを食べたり(ロールパンも販売していた)仕事中に出かけた帰りにこっそりケーキセットを食べたりしたのが懐かしい思い出。昔から食に対する貪欲がハンパない(笑)おいしい記憶は人を笑顔にします。コロナで疲れる日々だけどおいしいもので元気と夏を乗り越えたい。。