夏の思い出。

今年は8月初めに弾丸帰省で甥っ子長男が一瞬我が家に立ち寄り2時間ほどだらだらと過ごし、同じ時期に次男が10日ほど帰ってきた。次男は家でだらだら過ごすのが好きなタイプなので必要以上家から出ない。お願いごとをするとなんでもしてくれる。今回は、長年誰もできなかった玄関の照明カバーをつけてくれ、長年の悩みだったブロック塀も綺麗に塗りなおしてくれた。照明カバーは、電球がきれて私が無理やり外したせいで元にもどらず、、困ったな~と思っていた。次男に頼んだらしばらく眺めた後、「これ、無理やりひっぱった?」「なんで分かった?!」「元のささえがゆがんでるで」ということで、部品をすべてはずし歪みをまっすぐに直し元にもどすと、あら不思議。カバーがちゃんとつきました。「すごい!」そのあと、ちゃんとした外し方があったようで教えてくれた。メンテナンス関係に努めている次男は構造が見えるようだ。危険物取扱をはじめ資格も10個くらいあるようだし、もともと手先が器用できっちりした性格。さらに我が家のブロック塀もきれいに塗りなおし。夏は暑いから季節のいいときで、、と言ったら暑いのは平気だし、そのほうが乾きが早いから。「なるほど」。てっきり、ペンキなどでぬりぬりするのかと思ったら、スプレーでシャーっ塗りなおし1時間もかからず終わった。ええ!?早い。。 お店のスプレー缶を買い占めたけど、塀全部塗り切れなかったので、残りは私が。スプレー塗るだけだし簡単簡単~と思いつつ、甥っ子次男に、「やってみるから見てて~」と実際やってみると、「ん?ムラがひどい」次男に「違う違う。1か所何回も往復じゃなくて、右いったらそのまま左いって」「え?こう?」と、やってみると意外とムラ。「スピードが速い。」「こう?」「遅すぎるとムラになるから適度で」「うまくいけば二度塗りせんときれいに仕上がる」なんと。。。スプレー塗りがこんなにコツが必要とは。そして、つなぎ目の細いところは「スプレー缶の吹き出し口を縦にして・・・」「ええ?!吹き出し口が縦に?」そうすると細い面を塗れるから横に飛び散らない。ほほー・・スプレー缶講座、かなり勉強になり大人になって甥っ子から指導を受けるなんて。。なにやら感動の時間でした。

そして9月久しぶりに、一年以上会ってない甥っ子三男が久しぶりに帰省。(緊急事態宣言地域からの規制ではありません)就活スーツを買う目的などで帰ってきたが、県外から原付で帰るというので、まだかなまだかなーと待っていた。夕方、姉に電話して帰った?と聞いてみたら、「あんた!私は忙しいのよ!大変なのよ!」と。いつも忙しい、大変は口癖なのであまり真剣には聞かないが、今回はほんとに大変だった。三男が原付で帰る途中エンジンがとまって動かなくなったとか。しかも山を越えて帰ってきてたようで止まったのも山の中。三男からの電話をうけた姉「原付、とまった。」「どこ?」「山の中」「は?どこらへんの?」「山んなかだから、どこかわからんし」「は??」2時間ほど歩いてスタンドにつき原付を預け、塩江付近だったようで知り合いの保険会社の方と三男が一緒に軽トラで原付を取りに行く。そのまま甥っ子は義兄さんの実家へごはんを食べにいき、翌日原付を買いにいき、次の日引きわたし、その翌日、大学に戻るというなんのこっちゃ帰省でした。ほんとは2日間くらいの帰省だったのが5日になったので当初予定になかった一緒に晩御飯を食べることができ、個人的にはよかった。ついでに、家の南側に遮光率の高いシートを留め金からつけてもらい、さらに、父が40年ほど前に買った重い椅子を私の部屋に移動してもらって三男大活躍。こういうとき、男子は助かります。そして祖母の家ということで何でも言うこときいてくれる(笑)

男子三人いると、色々起きて忙しいけど飽きることがない。突然のいろんなことが起きる。長男も数年まえ帰省中に「高速道路でエンジンから煙。レッカー待ち。」「は?」高校時代は自転車パンクで迎えは3人分何度もあった。とにかく、「は?」というフレーズが多いのが男子家族かもしれない。今は、誰もいなくなりとても静かな、、と思ったら今度は母が急に病院まで送ってだの、迎えにきてほしいだの、結局送迎人生の私だな、、と思った。。

次は年末の帰省。この時は三兄弟全員揃うらしいのでにぎやかになりそうです。次男が不規則な休みの仕事から土日休みの仕事へ転職したので久しぶりにお正月全員揃うことに。珍しく姉もお正月は一日くらい仕事を休むようだ。

おかえり

甥っ子が帰省すると用事を一切いれず自宅待機の私だが、9月最初の5日間は気持ちが忙しいあっという間の数日だった。一人自宅に戻るだけで姉はとにかく忙しくなるが、わたしも気持ちが焦る(笑)忙しいのに慣れたころに帰ってしまうので、そのぶんさみしさが倍増だ。子供たちは元の生活にもどって楽しくしているので実家のことなぞ、ドっちゃこっちゃない。それでいいのだ。また冬に。