ユメックスイベント

高松市のユメックスふれあい感謝祭にスイーツ参加してきました

雑貨ユーピユーピさんと一緒に出店。
左の籠はガーナの人たちが作っているカゴバッグでフェアトレード商品です。
同じ商品がひとつとしてないオリジナル。
彩も個性的で小さいものから大きいものまでたくさんあって
人気の商品でした
これから海水浴やピクニック、温泉にいく用にすごく便利だようです。
汚れても水でザブザブに洗えるらしくまさに、海水浴と温泉にぴったり。

ワタシはいつものおいしいシリーズに
季節の甘夏マーマレードしふぉんが初おめみえ。
ちょっと苦味がある甘夏をマーマレードにして加えたしふぉん。
ほんのり甘夏ならではの風味が残る大人しふぉん。
甘夏も、八朔もゆずマーマレードと作り方は同じなので
ぜひ、おすすめです。
やめられないほろにがさ。
皮を全部使うので無農薬のものを使ってください!
レシピはまた、次に。
今回は結構のんびりだったので出店者のブースに行くこともできたし
おいしいものも買えてよかったよかった!
さて、今回はリフォーム会社ということで家族連れがほとんど。
小さいお子様から、ほんとに小さい赤ちゃんまで。
そんななか、とっても心にのこるお買い物をしたお客様がいました。
まだ小学校に入る前のお兄ちゃん、弟、妹とご両親がきて、
お兄ちゃんがじっとワタシのブルーベリートルテをみて
「これがほしい」とお父さんにおねだり。
しかし、
「買うなら自分のこづかいで買え」といわれ
1個180円のお菓子は園児にとって大金のはず。あきらめて他のブースにいった帰りに
再びやってきて、自分のお小遣いから180円のトルテを買ってくれました。
お財布はガチャガチャの透明カプセル。
「ありがとう」
すごい笑顔で買ってくれてよかったと思ったら、ふたたび時間をおいて弟とお父さんと一緒に。
どうやら弟も同じものがほしいらしく。。しかし、お父さんは買う気なし。
それを見ていたお兄ちゃんはなけなしのお小遣いから
妹と弟の2つを買おうと自分のお金を計算していた。
「足りない・・・」
父「おまえ、それ買ったら自分のこづかい無くなるぞ、よに考えろ!」
しばらく黙りこんだお兄ちゃんは、再びお金を数えだして
「一個は買える」
父「妹はどうするんや!」
「・・・・・」
このやりとりを目の前でずっと見て、お父さんにつっかかろうかと思ったくらい
ワタシの気持ちは煮えくりかえっていた。一個くらいお父さん買ってあげてよ!
園児のお兄ちゃんが弟に買ってあげようというのに!
「お父さんが買わんのやったらかまん!これ、妹と弟のぶん持ってかえんな!」
と、前歯の裏まででかかっていたが
他人の家族、親の方針もあるだろうし(あるとは思えないけど)口だしはできず。
お兄ちゃんは180円を数えて
「一つください
五円が混じった180円。残りはどればも無いのを物語っている。
「はい、どうぞ。」もちろん1個でなく、2個あげた。ここですでにワタシの気持ちは号泣。
「え?!」とまどうお兄ちゃん。
「お兄ちゃんのやさしい気持ちにおばちゃん感動したからおまけ。」
ありがとうございますってお父さんはお礼を言ったけど、、、
「ちゃんとお礼いえよ」って。ちょっと待って!お父はんが言える立場か!
(注意・時々昭和の昔気質がでるワタシです)
お兄ちゃんの顔をみればお礼なんていらない
にっこり笑って「ありがとう」って。
「妹にもあげてな」(お父さんにとられないように)
「うん」
弟は終始笑顔。(たぶん状況がわかってない)
帰りに姉んちによって、こんなことがあったんでーと話すると
「その子は、きっとどっかで幸せがかえってくるわ」
そやなー
「でも、そのまままっすぐ育ってくれるかな。
育ってほしいな」
「うん、願うばかりだね」
私のおつり箱のなかには、
ちょこんと五円が二枚残っている