オレンジと紅茶のケーキ

5月の試作。オレンジと紅茶のケーキ。昔からオレンジケーキは苦手(笑)。中途半端な食感とケーキ生地のバランスが口のなかでうまく仲良くならないので苦手。ドラマフルーツケーキも苦手だった。なぜ今は好きになったかと言うと、昔と材料が違うからである。。

ちなみに、長野のスーパーつるやは、つるやオリジナル長野産ドライフルーツ商品があり、ものすごくおいしい。ここまでおいしいものが地元スーパーで手軽に買えるなんて。。長野に住んでいた知人が転勤で大阪に異動したので、、もう食べられないが。。

若いときに習っていた頃はアメリカ産シロップ漬けスライスオレンジ、オイルコーティングの酸化ドライフルーツしかなかったので、やはり独特の風味。30年前にお菓子材料を買うとなるとそれらが普通だった。だけど今や国産フルーツのオリジナル製法ドライフルーツのおいしいこと。そして国産オレンジの種類豊富。そして、作るきっかけになったのが冬に友達から昔からある田舎のお菓子屋さんのオレンジフィナンシェをもらった。そのお店は若いとき好きだったのでよく通ったお店。そしてオレンジフィナンシェには見事にオレンジがのっていて「あー、、・・・」と一瞬ひるんだが、食べてみるとおいしかったので、これは、、、、作ってみるか!とチャレンジすることにした。

オレンジスライスにして、シロップ煮を作る。
こんな仕上がり
こんな感じ
こんなのもある。シロップ漬けオレンジトピングと、生のオレンジで仕上がりの違い。

写真の見た目は同じだが、生地に含まれるオレンジの量や他、色々が少しずつ違うものを4種類。出来上がって4種類食べ比べして自分の好みを決める。生地には紅茶葉が入っているがオレンジが強いのでさほど主張はないが、、ひとまず入れている。このケーキは強力粉と生クリームが入っているのでもちもちとして食べ応えがある、粗みじん切りのシロップ煮オレンジを加えているのでジューシー感もありいい感じに仕上がりました。4つのレシピのいいところをうまくまとめて、一つのケーキに仕上げています。時代の流れとともに紅茶ケーキやオレンジケーキは何種類も作ってきました。いいのもあり、なんだかな、、というのもあったので、それらの良いところで、生地全体がまとまるように考えて。。このケーキは冷やしていただいてもおいしいので初夏にむけておすすめ。いいのができてよかった、、と一安心のおやつ時間です。