夏。

スイカちゃん。
山下家のスイカちゃんは叔父が毎年作っている。
シャクシャクしておいし~~
暑い夏はスイカに限る。
ワタシは子供のころから並々ならぬスイカ好き。
なのでスイカにまつわる思い出も多い。
小さいころはスイカ売りが来ていたので(昭和だ・・・)
当時高かったスイカを叔父におねだりしていたそーな。
今のワタシが叔母バカように、叔父も姪っこには弱くついついスイカを買っていたそーな。
そして、いつも、赤い果肉がなくなるまでシャクり食べていた。
しかし、
「よそのオウチでスイカを出されたら、赤いところを 少し残して食べ終えなさい」
と、母に言われてしまった。へ?なんで?
でも、友達んちとこでスイカが出たときに、赤いところを微妙に残したら
「あら、スイカ嫌いなの?」
といわれてしまった~  感覚がわからず 拍子抜けしたことを覚えてる。
そして月日が流れ・・
20代、急性盲腸炎で入院したことがあった。
そのとき「スイカ」をお見舞いにいただいたのだ。
ふふっ。 普通食になったらすぐ食べよっと♪
ススススススイカ~♪
数日は食事ができなかったので、ただスイカを見守る私。
そんな空気をキャッチしたのか 帰省中の姉が見舞いにやってきた。
「あら!スイカ! ウチの子スイカ好きなんよ~喜ぶわ~
 あんた食べれないし、持って帰るわね!よかった~」
え?!
(ああああああの、あの、スイカ、スイカ。。。)
声にならない叫びは届くこともなく、るんるん♪で帰る姉。
当時 姉は大阪にいたので、スイカをわけてもらうこともできず、
ただただ見送るワタシ。
お見舞い用においしいスイカをわざわざ買ってきてくれたのに。。
いいんだけどね、いいんだけどね。。。。
今は満ち足りたスイカ生活送ってますから。