高松国際ピアノコンクール

久しぶりに開催した高松国際ピアノコンクールへ先週行きました。ピアノの先生をしていた母のもとで育ったので音楽の中で、ピアノ音楽が一番落ち着きます。

国際色あるなかの最終日。ついに優勝が決まる日とあって観客も手に汗握ります。音楽好きが集まっているので知らない人同士でも会話がはずむ。やはり生演奏は全身癒されます。本当によかった。

お天気もよく、いいお出かけになりました。去年はバイオリンコンサート、よんでんふるさとコンサートへ行き生演奏を聴く機会が増えてすこしずつ日常がもどってきた感じがします。まだまだ拍手と心のブラボーのみだけど、音楽のある生活がふえるのはいいことです。非日常を感じ、いつもの同じような繰り返しの毎日をリセットですっきりできます。ピアノ先生をしていた母の元で育った私は、子どものころから日々家の中で音楽が流れる空間で育ちました。なのに、全く音楽センスが無く、何をやらせても成長しない。そんな私に母も厳しく指導したけれども、、やりたくないと訴えたところ「赤バイエルが終わって発表会に出たらやめてもいい」と約束してくれて、わたしは聴く専門になりました。姉はなぜか、すくすく成長し今でも絶対音感に近い耳をもち、簡単な楽曲ならば弾ける。ちなみに、甥っ子三男は小さいころから我が家に預けられていたのでピアノが遊び道具。時間を持て余すと私の母と一緒にピアノを弾いて遊んでいました。そのせいか、、、CMで流れる音楽を聴いただけでピアノで同じ音楽を弾くことができ、「え?どうして?」と母が驚くと「聴いたのを同じように弾いただけ」と何の躊躇も疑問もなくピアノを弾いていました。え?天才?(笑)と思ったけど。。

環境って大事なんだなーと実感しました。

え?環境が大事って、、わたしは?。。。

遺伝子、環境、プラス努力、そして楽しむ気持ちが大事です。

さて、その夜に甥っ子三男が帰省。用意していた遅いバレンタインのザッハトルテを皆で。

こうやって一緒に過ごせるのも数年なんだろうな~、、と、未来の再びの旅立ちの悲しみを勝手にしみじみ。甥っ子三人なので、旅立ちの悲しみは人数分、何度も訪れる。。