梅雨は手仕事

蒸し蒸し暑い梅雨は、だらだら過ごしたいけれど、夏を楽しむ仕込むをする季節。

梅仕込み、あんず、らっきょう、新ショウガ。それも傷みが早いので様子をみながらタイミングで作る。そのときに、自分の体調は関係ない。。仕込み好き友達と話しするのは、、今年、梅漬ける?シロップだけにしようか、、らっきょう、新ショウガはもう漬けた?洗いラッキョウにする?買ったままで早くしないと、、、、赤しそもあったね💦など疲れやすい梅雨なのに体を起こして仕込み仕事を励ましあう季節です。これが、夏のおいしい梅ジュース、らっきょう、新ショウガ甘酢漬け、梅干し、梅ジャムとなり猛暑をのりこえるお楽しみになるのである。

今年は叔父や幼なじみから梅、あんず、すもも、きんかん、が続々と大量に届いて当たり年。ありがたいことに山の恵みをいただける田舎の環境に感謝。昔は、とっても嫌いだった田舎。子供のころから漬物作りや野菜などの手仕事を手伝わされ、すごく嫌だった。家に不思議なビンやたくさんあり、にんにく醤油、ラッキョウ漬け、梅、漬物など大きなビンに黒いものや、変なにおい(子どもにはなじめない発酵のにおい)の瓶がごろごろあって、とても嫌だった。納屋に野菜が保存してあり夕食時には納屋まで野菜を取りにいったり。その影響で田畑の無い都会にあこがれたけど、結局、今となっては「小さい納屋がほしいわ」と思うようになったしまった。今は祖母と同じことをして気持ちがとても幸せになる。お店が近所にあまり無い田舎だったので何でも手作り派で過ごしたのが身に染みているようだ。自然の恵みで育った体は、やはり自然に返るのかもしれない。

今年はスモモが大収穫。叔父のスモモはとてもおいしくて、他の地域からいただいたスモモと比べても断然ウチがおいしかった!

きんかん!近所の幼なじみから。両親や高齢で山仕事ができなくなり、ついに山へ入ることを決断したそうで、今年に入って八朔50個ほどいただき!梅、すもも、あんず、きんかんとぞくぞくと。。ありがたいお返しは私の酢大豆。作ったもの交換、そしてレシピ交換、田舎ならではの交流だ(笑)

さて今年はたくさん届いたので梅干し作りに手を出しました。。母にまかせて、簡単梅干し作り。土用の日まで待ち続ける梅塩漬けです。

さ!シロップやお酒は定番だけど
絶対作りたいのは梅ジャム。梅シロップにつけた後の梅でジャムを作る人も多いけど、ぜひ
完熟梅で作る酸っぱ甘いジャムはおすすめです。暑い夏、体に染みる甘酸っぱいジャムです。
たまらん味です。

そして綺麗な黄金色も
元気がでます。おいしくて、大好きな甘夏マーマレードさえ、そっちのけになってしまう。ヨーグルトに合わすのがストレートに梅ジャムを楽しめます。

ひととおり手仕事が終わると、梅雨あけを待つばかり。今年も暑い夏になりそうだ。いや、そうなる。。