慌ただしい春の日々 その②

5月アロハフェスが開催されました。少しずつイベントが増えつつあります。フラダンスイベントも数年前からすこしずつ復活。出番はわたしでなく、81歳の母ですが。。。

フェスがあると団体レッスン、大坂から先生がくるとかで夜の強化レッスン?、終わるのが21時ごろで荷物を持って電車で帰るのもなんだかな、、と気になるので送迎、特別レッスンがあるといっては送迎、いつものレッスン場とは違う大きな空間で(体育館)で合同レッスンもあり、そのたびに送迎をしていた4月。荷物かかえて歩くため、交通機関が不便な場所へは送迎していた。いつもとは違う行動パターンが増えると忙しさをより感じてしまう。

その合間に整形などの病院送迎もあり、まるで甥っ子野球、塾の送迎をしていた日々のように忙しく時間がすぎる。

当日も送迎。華やかな色あいと人の活気で、生きてるって感じがしました(ちょっとおおげさかな・・)

仕事を辞めてしばらくのころの母は、75歳くらいかな、さすがに70歳後半でフラダンスはしてないと思うし、フェスになんかもう無理だわ、、と言っていたが、わたし目線から言うと、80歳になっても絶対続けてるしフェスにも出てるだろうと思っていた。なんといって負けん気が強く、華やかなものが好き、音楽が好き。おしゃべりが好き、そして、なにくそー!と強気の土佐女である。高齢になって、年相応の?趣味にしようかと思っていたらしいが、人の好みは年を重ねたから、といって変わるものではない。ずっと働いて、趣味や楽しいことを満喫していたタイプが急におとなしくなるはずは無いと思っていたが、やはりフラダンスを続けることにし結局フェスにもこっそり出ることにしたようだ。

実は、年のせいだけでなく冬にバネ指の手術をしたため、しばらくは指がなめらかに動くことがなかった。踊りやピアノを続けたいからリハビリをがんばり、さらに股関節に石灰がたまり一時、歩くのが困難になったときもあり整形に通い薬を飲んだりして先生からは「フランダンスの動きは絶対だめ」とドクターストップがかかったほどである。

そのため一気に落ち込んで暗いときもあった。私もいよいよフラダンスはお休みになるのかな、、、と気にしていたが、、、なんのこっちゃ、見学するだけだからとフラダンスの練習に行き、そのうち自宅で練習をはじめ「え?」と思っていたら「5月にアロハフェスがあるから」。結局、好きなものは諦めない精神と同じレッスン仲間の励ましもあったようだ。友達づきあいは大切だ。

「もう、無理だわ」などと言っていた数年前、結局毎年休むことなくフェスに出ている。

母をはじめ私のまわりは活動的な高齢者が多いので、その光景が普通だと思っていた。しかし、人それぞれである。同じ80代でも、皆明るく足腰元気とは限らない。私も年を重ねても好きなことを続け友達の交流を絶やさず、のんびりも、お出かけも絶やさず過ごさなきゃと感じている。親をみて子は育つというが、確かに、である。今の友達関係を大事に体のメンテナンスを大切に、。自分の親を見て、自分の老後を重ねてみる、そして、自分の老後の過ごし方を子供たちの見本にする。それが親子にとって明るい老後の過ごし方を考えるきっかけになるんじゃないかな、と感じてきた。

ひとまず、フラダンスの送迎も終わり、指のリハビリもやっと終わったので私の送迎多忙生活は一段落である。やれやれ。。