毎年恒例の香西バドレクごはん教室。
年齢が違う子供たちがあつまるバドサークル。
今回は料理をつくる買い物、作業、配膳、片付けをとおして
協力する、意見をいう、下級生を助ける
まわりをみて自分ができることを考える
分からないことは人に聞く
などなどを学ぶ教室です
料理をつくるには刃物があり、
火を使うこともあり重い道具をはこんだり
1人ではできないことがたくさんあります。
そして、協力しあわないとできないことがたくさんあります。
仕事をするうえでも
飲食の仕事をさせれば本人の適応性がわかる
というくらい、人の本質がわかります。
そんな奥深い香西バドレクです。。
まずは1日の注意事項を聞いてからはじまります。
買い物スタート!
買い物では知らないお客さんがたくさんいるので
通路いっぱいにひろがらない、
ぶつかったら謝る、などなどあります。どきどき。。
買い物したあとは自分たちで調理スタート。
小学生の子供たちも包丁が使える子が多く
ほとんどせんぎり、みじんぎりなどできるようになっています。
わたしが千切りができるようになったのは、、、大人になってからなのに(汗)

ごぼうつくね用にごぼうをささがき
「ぜんぶむけたー!」といってだされたのは皮をむいたごぼう。
「これ、全部食べるから、ぜーんぶピーラーでむいてよ」
「えーーーーーーー!!!ぜんぶ?!」
「そう、ぜんぶよ」
それから必死にピーラーをして
「みてー!これ!」
ん?麺?
(もしやごぼうを細く長くピーラーしてごぼう麺を作れるのでは?)
わたしはラーメンを食べるときに人参やえのきをほそーくながく用意して
麺とからめて食べる。今度やってみよう。
写真がいまいちだったのでのせてないのでが
和風ビビンバ、わかめスープ
ごぼうつくね、もやしスープ
パンのようこせんせいと分担して作りました。
ようこ先生は、もと保育士なので子どもたちの指導が上手♪
わたしのように目線が一緒になって盛り上がることもなく、、
きちんと誘導、指導ができるのです。いいなー。

いつものデザートバイキング。
クレープに、ポップコーン、チョコフォンデュ、綿菓子。
わたしもちゃっかり並んでデザートをいただきました。
クレープにいたってはおかわりまでしてしまった。
しかし子供たちのなんともうれしそうな笑顔。
途中、なんどもコーチに怒られ、怒鳴られ、叱られ
そのたびに、しゅん、、となり(大丈夫1分後にはケロっとしてると聞いた)
ふたたび同じ失敗をしてコーチの怒りスイッチが入り。。
それでも皆、ニコニコ仲がよいのは普段からしっかりアメとムチを使いこなす
コーチとのコミュニケーションがしっかりとれてるから。
そうじゃないと、コーチ宅にお泊りしたりしないのだ。
子どものうちはインプットを大事にどんどんいろんなことを吸収させるたいせつな
時だとよく言います。
わたしはいまでも保育園のころをはっきり覚えています。
おやつにでた大学いもがすごいおいしかったこと。
おたまじゃくしがかわいくて、手のひらで遊びすぎて何度も死なせたこと。
スイカが好きで毎年こっそり畑にスイタのタネを植えてたこと。
ときどきおやつが缶詰のフルーツのとき、イラっとしたこと。
保育園から遠い幼稚園にうつったとき、おやつがお皿でなく半紙にのって
ただのせんべいになったときの絶望感。
小学校にあがりおやつの時間がないと知ったときの心の空洞。
これだけでも食べ物の記憶がどんどんでます。
そのときの反動が今の仕事につながっているのかもしれません。。

ごはんにのっけおかず。

今年もお世話になりました。