そらパンへ。
年上のおともだちから、週末県外にいる孫たちが帰ってくるので
そらパン買い出しについてきてーと一緒にいきました。
小腹がすいたので、ピザと紅茶。
食パン、バゲットを買っておちついたころ、、
「ちょっと相談なんだけど」と。
この4月から高校進学する双子の孫が遊びにくる。
高校生になると、もうそんなに香川には遊びにこないだろうし
こちらから県外に行くことも少なくなるだろう
お祝いもかねて、まわっているお寿司でなく
お寿司屋さんへ行こうと思うんだけど、どう思う?
食べ盛りをつれて行くのは、ちょっと懐も心配だけど、、
ここまで聞くと、「子供なんだし量が大事だからまわるでいいんじゃない?」と
言いそうだが、
「初めて食べた目の前で握ってくれるお寿司を教えてくれたのは
ばーばなんだよね。っていう記憶を残したいって気持ちがあるの」
それを聞いて、わかる!と思わず叫んでしまった
実は、わたしも甥っ子に初めて食するカウンダー寿司と、
ステーキデビューは、いつかワタシが、、、と狙っている。
そういう私が子どもの頃、父にお肉の食べ方、コース料理、
目の前であげてくれる天ぷら屋さんなど、連れていってもらったから。
今はない三田屋へお肉を食べにつれて行ってもらったのは
高一か、中三だったと思う。緊張のあまりノドを通らなかったのを覚えている
そのときはじめて生ハムサラダを食べたのも覚えている。
最後のコーヒーを飲むときにカップを両手で持ってしまい怒られた。
帰りの車のなかで父が「お父さんが思うより結構ちゃんとマナーよく食べていた」と
ほめられたけど、「いくのにはもうちょっと教えないとダメだな」と言われ
いちいち注意されながらコース料理を食べさされた私は疲れきって眠かった。
「世の中にはお金をだせばうまいものはあるという事を知ってほしいし
お父さんはどこに出してもはずかしくない娘にしたいから、これからも
つれて行くから、覚悟しとけ。」と言われ車の中で爆睡。
その時に、食事のマナーや世の中においしいものがあるっていうのを
教えたかったらしいけど子供のわたしには、はて?
それからも季節ごとに、いろんなものを食べさせてくれて
思い出は今も鮮明に覚えている。
その食のおかげでおいしいものが大好き舌になってしまった。
母には「ぜいたくに育ててもらったのよ」と言われる始末だが。
食べ物の恨みはこわいともいうし、おいしい記憶は人生をかえるくらいの
思い出になる。
それなら、
「絶対!カウンター寿司にいったほうがいいよ!」
と強くすすめた。
孫たちが1週間いるらしいので、、
そのあとは、、「質素な食生活と節約でがんばるわ」と言っていた
すると、偶然やってきた知人も話に交じり
「あたしでさえ2回くらいしかお寿司屋さん、、、いったことないのに・・」
これから行ってください。となだめて解散。
お寿司かー。。